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Текст на „茶番カプリシオ“

空の被告席 ガラクタばかりの傍聴席
さあ始めよう 裁判という茶番を
 
「神の命により探し求める 器も残るはあと一つだけ
その在りかをもしも知るのならば それを証言なさい 『時の魔導師』よ」
 
「時を超え姿を変え主を変え それはすでに舞台に登場している
されど今の在処は我も知らず おそらくはあの娘の手の中に」
 
「探せ探せ アイツを探せ 右か左か あるいは下か
全てのカギを握っている 『冥界の主』を探せ」
 
「いつまでこの茶番を続けるのか その先には何もない」
 
「罠に落ちたアダムの魂よ お前の成せる事などもう何もない」
 
揺らぐ天秤 乱れた脚本(シナリオ) 罪に汚れた器達
各々の歌を勝手に奏でる 不協和音の狂想曲(カプリシオ)
 
物語は既に神と悪魔の 手を離れて独り歩き
彼らがもしもこの地にいたなら こう言って嘆くだろう
 
本当に恐ろしいのは 人間の欲望だった
 
「少し情報を整理しましょう 悪魔の血を引く卑しき男よ
許可してあげるので語りなさい お前がこの森に来た時の事を」
 
「我の身に宿る忌まわしき呪い それを解く為に必要となる
先祖由来の剣を求めて 一人でこの森にやってきた」
 
殺せ喰らえ 無理なら捕えろ 森に入った不届き者を
 
裁け裁け とにかく裁け 開廷! 判決! 死刑
 
「捕えられ覚悟を決めた時に 気まぐれ少女が手を差し伸べた」
 
「ちょうど雑用係が欲しかったの」
 
「そして我は『庭師』になった」
 
『時の魔導師』 『呪われた庭師』 目覚めぬ器の代用品
各々の野望 胸に秘める 不穏分子の侵入者(インベーダー)
 
『人形館長』『墓場の主』『歯車』『待つ者』『冥界の主』
全ての終りが訪れた時 笑っているのは誰なのか?
 
るりらるりらるりるりら 響くイレギュラーの鼓動
 
友情 トラウマ 正義 幻覚 希望 破滅 夢 欲 愛 死
全てを溶かして廻り続ける ぜんまい仕掛けの子守唄
孤独な男がその死の間際 作りあげた映画館
彼が望んでいたユートピアは 完成するのだろうか?
 
さあ見届けよう 人生という茶番を
 

 

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