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  • KurousaP

    下弦の月 • CD「月と星の虚構空間」

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Original lyrics

下弦の月 lyrics

様々な出来事が
掲げた帆へと行方尋ねて
名も知らぬ人々の
喧騒の中 眠りにつけば
 
互いの眼に宿りし
夢を愁う灯かり
かけがえのない気持ちを
映す玉鏡
 
思い出せば幼心
翳りに似た下弦の月
追いかけては白と黒の
狭間に迷うだけ
 
愛しさとは何かを
私が聞いて貴方が応え
戸惑いを隠さずに
時雨心地の季節が過ぎた
 
互いの手を辿りて
夢を運ぶ灯かり
流れてゆく星達を
ここで見ているよ
 
数え出せば限がないと
何も知らないままでいい
終わりの日が来るのならば
せめてもの手向けを
 
悲しみは積もりいつしか
この空を覆いつくしてく
輝く全ての声を
生きてく意味さえも
 
思い出せば幼心
翳りに似た下弦の月
追いかけてはもう一度と
放つよ
 
数え出せば限がないと
何も知らないままでいい
終わりの日が来るのならば
せめてもの手向けを
 

 

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