慟哭のエピカ (Doukoku no epika)

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慟哭のエピカ

選ばれた結末は 異論と化した最期の花
確かな理由もなく 真実を手にする
 
神様の我が儘に 理想を賭して問い掛けてる
命の瞬きを どうかこの胸にも
 
逆さまの天井 落ちる 灰色の感触に溶けてく
懐かしい情景が 遠く遠くに消える
そう、それは飼い殺した思い出の
どこか足りないピースの一つ
手を伸ばせど 答えはもう失っている
 
罪負いの果てに 何を描く
あらすじ通り感情制御した
愛も感涙も この心に余る
誰も救えやしない 孤独の翼(はね)
漆黒の想いをどうやって捨てよう
哀しみ以上のこの情動に 名前など無い
 
慟哭のエピカ
 
羽ばたいた空に 陽を灯そう
ここがスタートラインだって舌を振るう
そんな君の 姿が 影で蘇る
一つ鼓動を数えたら 二つ心拍があると知る
忘れないで 分かち合うべき存在を
 
罪負いの果てに 何を描く
あらすじ通り感情制御した
愛も感涙も この心に余る
誰も救えやしない 孤独の翼(はね)
漆黒の想いをどうやって捨てよう
哀しみ以上のこの情動に
 
黒い疵の先に 滲む瞳
どれだけ声を塞いできたんですか
掻き消すように 鳴り響く鐘の音
誰に縋ればいい 孤独の翼(はね)
冷たいこんな皮膚感覚なんて
どうしても叶わないこの憧憬に 名前が欲しい
 
黄昏の夜空 一人佇む 祈りのエレミヤ
もう届かない 忘却のメシア
今舞い上がれ 慟哭のエピカ
 
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