• Miyagawacho Haruno

    恋万葉

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滝川の 咲いて花散る
しぶきの玉よ
幾度燃えた この恋を
そっとすくって 胸に抱く
指の冷たさ 身の運命
割れても末に 会わんとぞ思う
 
<セリフ>
人知れず 燃ゆる想いを胸に秘め
野に一輪の 花の咲くらん
 
恋にこがれて 鳴くよりも
鳴かぬ螢が 身をこがす
 
竜田川 流れ二つに
心と心
待って三年 離れ恋
つのる想いは 万葉の
詩歌(うた)につくせめ 胸のうち
ぬれにぞぬれし 色はかはらず
 

 

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